BirksGのコメント😕
クノルフォッド-コス
「クノル、その歴史。」
ベータテスト(クノル本体)
- 2021年5月:ベータ時は3回連続で調整が入るくらい右往左往、当時のベータのイメージはコメントも柔らかく、また危機感もあまりなかった。実質的なテスト内容が段階を経てそれぞれ3日づつくらいしかなく、完全なオーバーパワーだった初期に比べてトーンダウンしてたことが決め手になっていた(マナ回復20% → 30% → 20%など)
- そして、テスト項目の多さもあってじっくり触り込めない状況のままテスト終了を迎える。正直、クノルについてはベータの黒歴史だと思ってる。ベータが終わってしまうとフィードバックはロックされてしまうので、そこから4ヶ月の沈黙期間が経過。
強烈なデビュー
- 2021-09-09:アンダーワイルドの第2期で導入された英雄。強力なマナ回復とHP回復を兼ね備えた変容キャラとしてデビュー。リリース直後は割りと大人しい爺さんと思われつつだったけど、徐々に頭角を現し、タンクのメイン英雄としてひとつの時代を作ることになる。
- タンクとして、タイルによるマナブーストにプラスしてマナ直回復20%を持つというオーバーパワーっぷりを見せつける時代の幕開け。
- 鉄板防衛でありつつ、さらに攻撃側ではチーム内のどこにいても、マナ遅英雄が7タイル発動できてしまうという激しさ。いやラッシュじゃないんだからさっていう状態。
黄金期
- レイドのトップ100は軒並みクノルフォッドタンクで埋まり、マジックタワーに至っては永久機関を実現して一度スキル発動できれば、そのまま連発して敵を全滅させるまで続けられるっていほぼ仕様バグに近かった。
- 個人的には今でもクノルフォッドには縁がないのでおいしところは経験ないのだけど、アンダーワイルド期間になれば必ずサモンだけはしていた記憶。爆死なんだけどね。
- で、結局何が問題なのかと言えば、直のマナ回復。反射成功時など間接的なマナ回復は他の英雄にあっても、直のマナ回復ができる英雄はほとんどおらず、やっぱり脅威だった。クノル黄金期は20%、さらにタイルによるマナブースト付きで相手にするのは誰もが苦戦。
終焉へ
- 2022年9月バランス調整:この時点でSGGはクノルフォッドがエンパズで最強の英雄の1人であることを認め、ついに弱体化を実施。
- マナ直回復:20% → 10%
- 代わりにHP回復:32% → 40%
- Nerfするまでに1年掛かっている。この間に様々な強めの英雄を出すことでクノルを薄める作戦だったと思うけど、どれもクノルの座を奪うことは達成できず。もっと早い段階でごめんなさいをするべきだったのだと思う。けど、クノルを使い続けたプレイヤーにも、クノルに苦しめられたプレイヤーにも、とても後味の悪い弱体化となり、この頃から始めたバランス調整による旧英雄のわずかか強化を横目で苦笑いするしかなかった。
コスチューム
- アンダーワイルドのコスチューム化が進んでいるなかで、クノルフォッドだけ置き去りにするわけにもいかない。いよいよコスチュームデビューを迎えるわけだけど、そのベータが開始して唖然となった。
- マナ直回復:20%
- いーや、ちょっと待て。弱体化前の状態に戻すのキャ??? もう言葉遣いがおかしくなるくらいビビった。ジョヴの弱体化の時とは異なり、ベータのフィードバックは私が覚えているなかで一番痛々しかった。テスターの意見も100%同じ方向での大反対。いや普通にあり得ないよね。それだけ強い英雄が出てきているからいいじゃんっていう論法で通すのは無理がある。
- これだけ反対意見が一致しているのにも関わらず正当化するとしたら、完全に悪魔にコントロールされているとしか思えないわけで、フィードバックはどんどん積み重なっていくことに。
- 「後発が強くなったからいい」ではなく、プレミアムなサモンで苦労して入手した強かった英雄を1年経過してから弱体化。さらに1年後にその数値に戻すっていうのは恥を知らなさすぎる。ショッキングなだけでなく馬鹿にしているとも感じる。
- 金額の問題ではなく、商品として販売した製品の性能を強制的に落とし、元へ戻したければコスというバージョンアップ必要なので別料金ですって言っているわけです。うん、それはNGだよね。
- で、リリースが近づいたのでデータをチェックしたところ、結局SGGが折れたようです。
- マナ直回復:20% → マナを少量回復(4ターン)
- 少々なのでターンあたりは5%、長めの4ターンで合計20%というところで手打ちしたということですね。それでも変容によるマナブーストはあるので有能なことには代わりなく、非ブーストだけどHP回復は@265でそこそこ大きめになった。
なんかすっごい長いコメントをダラダラ書いてすみません。黒歴史の記録として。